若人への希望、未来への渇望

　大学に通いだして1か月、高校との違いが少し分かった気がします。高校はドロドロしております。良くも悪くもドロドロしております。なので、時には煩わしさを感じるかもしれません。大学はサラサラしております。良くも悪くもサラサラしております。なので、時には寂しさを感じるかもしれません。双方とも一長一短があるようです。
　私は大学を今の所、気に入っております。私よりも圧倒的な知識を持たれている、教授とお話しするのが楽しいのです。
　しかし学生の方々については、少しがっかりいたしました。今まで学校から言われた事を処理してきただけの方が多いように感じます。これは勉強が出来る出来ないの話ではございませんよ、私も勉強が得意ではございませんから。何と言いましょうか・・・、人間の分厚さを感じられないと申しましょうか・・・、薄い本を読んでいるかのようなのです。人間の分厚さは勉強だけではないと私は思っておりますが、豊富な知識を持っておられる方とお話する事は、大変楽しい事でございます。そのような方は、何かを削った分、豊富な知識を溜め込んでおられますから、それによって人間の分厚さを感じられるのです。また、勉強を削った分、他の何かに生かしておられる方とお話する事もまた、大変楽しい事でございまして、それもまた人間の分厚さを感じる事が出来ます。しかし私の接してきた学生の方々は、その双方のような方々でおられる方が非常に少ないように感じるのでございます。この事が、私が大学に入って1番がっかりした事でございます。私は教授よりも学生に希望を抱いていたようです。教授が豊富な知識を持っておられる事は当たり前ですから。普段、家に帰って一体何をされていたのでしょうか。
　・・・大変申し訳無い。私はこのブログでは個人的な愚痴を書くつもりはございませんでした。今後もまた、そのつもりでございます。しかし今、書いております。その私の意図を汲み取って貰えれば大変嬉しく思います。